二次創作が嫌いになった?!二次創作をして得られたこととは?
こんにちは!イラストレーターのKIUIです!
二次創作を見ていて、最初はキャラクターを推していただけなのに、いつの間にか嫌いになってた経験ありませんか?
好きだったけど周りが推しを酷く扱う空気に耐えられないといったことや、こうしなければ推しているといえないといった空気で、SNSに居づらくなる等々…人気であればあるほど解釈も様々となっていきます。
その場から離れるべきかといったことで悩まれる事もあると思います。
今回は、そんな二次創作を嫌いになった原因の追求から、今後どんなことに進めていけば良いかといったことについて、10年以上SNSで二次創作を続けて見てきた現場やKIUIの経験も踏まえてお伝えしていきます。
二次創作を嫌いになる原因
「嫌いになる」ということは、少なからず嫌いになった原因があるということですが、例えば……
推していたキャラクターなのに二次創作を見て嫌いになる
ジャンル内の派閥やジャンル全体の雰囲気を見て嫌いになる
といったことが考えられるかと思います。
ジャンル内の雰囲気が嫌いになったのであれば、離れて遠くから公式だけ応援するスタンスを取れば意外とすんなりスッキリします!
問題は「推していたキャラクターなのに二次創作を見て嫌いになる」ことです。
これは見たくないものを公共の場のSNS、主にヘイト値が溜まりやすいTwitterなどで見せられ続けて徐々に嫌いになっていくケースではないかと思います。(Twitterは嫌なものも目に入ってくるパーソナルスペースが取りづらいSNSですので、、、)
KIUIも何回かTwitterの無意識の地雷に悩まされていた時期があります…。好きなジャンルでも、地雷設定がそのジャンル内で流行ってしまうと嫌でも目につく状態になってしまうのです。(例えば好きなキャラに対しての暴力や第三者に対しての誹謗中傷目的で二次創作を使うものなど)
ミュートやブロックをすればいいと言う意見もありますが、どこから拡散リツイートや話題が流れてきるか分からないツイッターでミュートやブロックをしても、完璧に目に入らないようにするというのは厳しい状態ではないかと思います。
ここで忘れてはいけないのがキャラクターには罪が無いということです。一旦公式の解釈と二次創作の解釈は別物と分けて考えてみましょう。
二次創作は公式の意図ではなく、二次創作者本人の願望や環境が背景にあってこそになります……。
簡単に言えば赤の他人が性癖暴露大会をしているだけにすぎません(だから問題なのかもしれないけど( ˊᵕˋ ;
特に性的(Gも含む)であればあるほど嫌悪感は増しやすいのではと思います。
恐らくこれは、「食べ方が汚いのは嫌だな…」と思うのと同じで「好きな食べ物一緒だけど、一緒に食べると何故か食欲が無くなる………」みたいな…
そして続けていけば萎える状態も続いて、いつの間にか……………といった連鎖です。
そういった場合はやはり空気の入れ替えや、離れるといった選択が一番健康体でいられるのではないかと思います。
周囲を変えることは難しいので、自分が変わるしか無いです。
思い切って違うSNSで活動するなどしていっても良いかもしれません。
今の時代は結構Instagramなどが穴場ではないかなと思います。(いいね数などもそこまで気にならないので、同担の方が競合になることも少ないです)
健康であるには越したことはないので、一時期距離を置いてみることをおすすめします。
二次創作のメリットとデメリットとは
次に二次創作のメリットとデメリットを考えていこうと思います。
二次創作のメリット
- 推しを推していける
- 好きを共有出来る
- キャラクターへの妄想を自分の解釈で形に出来る(公式の許容範囲内で)
- 原作の感動や感想を伝えられる
- ツイッターでいいね、リツイートが貰いやすい
- イラストの構図等の勉強になる
こう見ると一見共有が出来て楽しそうですよね。
気の合う仲であるなら楽しいのは事実ではあると思います。
共有出来る他に、KIUIが1番メリットを感じたことは、周囲の刺激によって画力向上や創造力トレーニングで役立ったということです。
ですので、必ずしもデメリットばかりではないと言えます。
次に二次創作のデメリットに関してです。
二次創作のデメリット
- 主に解釈違いや地雷などデリケートな人間関係によく直面するので、柔軟な対応が必要になってくる場合がある。
- 新作を観ないorガチャを引かないのは本当に好きではないという価値観の押し付けなどがある
- ファン活動であるはずが自分が称賛されているような錯覚に陥る(悪魔で公式の人気の力に乗っていることを忘れる)
- ツイッターでアップする場合いいねリツイートのみで判断しやすくなる
- ↑二つ目からループして承認欲求が安定しない
- 公式が著作権で訴えてしまうとほぼ勝算はない(某トキメキのメモリアル事件)
- CP戦争に巻き込まれる場合がある(CP好きじゃないといけない雰囲気)
など、あげるとキリがないほど出てくる人間関係やメンタル面が削がれていくのではないかなと思います。
特にファン活動といったことで始めたものの、いいねやリツイートを貰うことが目当てになってしまうと非常に危険です。
Twitterのいいねやリツイートなどは、お金や景品を貰った時と同等の快楽を脳が感じ取るものと研究結果で言われるほど依存性が高いです。
いいねやリツイートが安定して出せるのなら良いものの、そうでなければ承認欲求が満たされない連鎖に陥ってしまいます。
何故ならそのいいねやリツイートは、公式ありきのいいねリツイートということです。
実力であるなら、自分のオリジナルであるなら、そういった悩みは軽減されるのではないかと思います。
ですので、いいねリツイの承認欲求に振り回されないオリジナル創作を1回試してみるのも良いでしょう。
二次創作の解釈は何でもOKという雰囲気も嫌いな原因?
二次創作とは…といったことに関してですが、
ここで忘れてはいけないのは公式の意図です。
日本では著作権のことに関しては非常にグレーゾーンが多いです。
例えば二次創作で設定することって、人のものにレッテルを貼るのと同じ心理が働くのですが、それが本人が本当に嫌で訴えがあれば裁判沙汰までになる可能性がないとも言えない状態ではあるかと思います。
某ときめ◯メモリアル事件といった著作権を巡る事件も実際に過去に起こっています。
他にも著作権を巡って裁判沙汰になった二次創作事件もあります。
ですので、二次創作安全かと言われたら100%とは言えないので、自己責任と言わざる負えません。
あくまで人の褌を借りて相撲を取ってるわけですから、公式のスタッフ方々に迷惑のかからない範囲で活動していくことが二次創作では大切なことではないかと思います。
……といってもそういったことを意識していない方も多々見受けられるのも事実ですので、そういった面では苦手意識というのは拭えないものになっているのかもしれません…
まとめ
今回は二次創作のことについて書いてみました。
人それぞれ解釈などありますが、それが地雷、目に入ってしまうといったことになると精神的にも辛いものになりますよね。
そういった場合は一旦距離を置いてみるか、別の場所で活動を進めることをおすすめします。
それでは、今回はこれにて!