クリスタでアニメ塗り!レイヤーの分け方とは【初心者向け】
こんにちは!イラストレーターのkiuiです!
クリスタをダウンロードしたのはいいものの、線画はなんとなく描けたけど、色塗りってどうすればいいんだろう?と、初めは悩みますよね。
アナログから入った方であるならば、レイヤーのことや様々な機能について何から始めればいいかなども気になると言った方も多く見られます。
実は私もアナログからデジタルに移った際、レイヤーとは?とか色々考えて時間を費やしてしまったことがあります🤔
そこで、今回はレイヤーの基本からクリスタの初心者におすすめの色の塗り方をお伝えしていこうと思います!
レイヤー分について
初めに「レイヤーとはなんぞや?」
という点についてですが、レイヤーは日本語に直すと階段とか層ごとという意味で、デジタルイラストに関してはよくイラストの1つの区切りに用いている機能です。
例えば、線画が出来たから、次は色塗り!といった場合、色塗り用のレイヤーを追加しておきます。
こうすることによって、色塗りしている時に線画の上に色が乗ってしまったとしても、ざっくり消しても
このように線画が残った状態になるのです!
レイヤー分けは自由度が高いので、最初はどう分けるか迷われる方も多く見えますが、基本はざっくりいきますと
背景(白) 線画 色塗り 加工
の構造で分かれます。
レイヤーは多ければいいとか少なければいいといったことはなく、個人の使いやすさ重視といったことも出来ます。
レイヤーが多ければ修正をしやすいといったメリット
デメリットとしてはレイヤーを探すのに、レイヤー名を入力しないと、各レイヤーを探す作業が出てしまうので、レイヤー名を入力する作業が発生します。
逆に、レイヤーが少なければ、レイヤーに名前を付けなくてもどこにどのレイヤーがあるのか一目で分かるといったメリットがあります。
デメリットとしては、修正等に手間がかかってしまうといったことが発生します。
レイヤー分けは基本自由ですが、自由度が高すぎるといったこともあるので、最初はメイキングなどに沿ってやり方を覚えていきましょう!
アニメ塗りレイヤー分けメイキング
それではさっそくこちらの線画イラストを使ってアニメ塗りのレイヤー分けをしていきましょう!
まず、線画イラストの下に色塗りレイヤーを作るのが基本なのですが………
人間…?お前…鳥じゃなかったのか…!
それはさておき…
こちらをご覧下さい。
あれ?線画レイヤーが色塗りレイヤーの下にあるけど…?
そうなんです、これはレイヤー機能の乗算を使っています。
何故乗算にしてるかといいますと、線画を上に「通常」で色塗りをしていると、重なった色が分からなくなる時があるんですね。どのレイヤーに重なってるんだ?といった感じに混乱してしまうのです。
ですので、乗算にすることによって、レイヤーごとに重なってしまった色を見つけやすくしています。
重なってしまっている
しまっている…(大事なことなので2回ry
このやり方で、どんどん乗算レイヤーに分け、パーツごとに色を塗っていくと、色塗り漏れをなくすことが出来ます。
他、線画を描いたが、バケツで塗ると全体に色が漏れてしまい、線画の隙間を探すのが面倒…😣といった方はこちらのバケツのツールプロパティを設定してみて下さい!
またバケツなどの塗り残しなどはこちらのツールを使って塗り残しがないように塗りましょう。
バケツで一通り色塗りをドバドバ塗っていきましょう。
あとは影も筆や丸ペンなどを使って乗算レイヤーて塗っていきましょう。
影のままだとダークな感じになってしまうので
後は加工レイヤーにオレンジのオーバーレイを当てて…
これで一旦色塗り完成です!
目のハイライト、髪の毛のツヤのレイヤー分け
上記の色塗りメイキングを見ると、なんとなく物足りないな?と思う部分が出てくると思いますが…なんでしょう……
そう!おめめのハイライトや髪の毛のツヤとかの光です!
そうと分かればレイヤーを追加しましょう!
オーバーレイ、加算(発光)レイヤーを上に持っていき、ツヤを描いていきます。
そしておめめのハイライト
これで完成です!
一通りこれで完成となりますが、また慣れてきたら色々レイヤーなど線画馴染ませなど応用しても面白いかと思います。
ハイライト以外の目の描き方等はまた追って描いていこうかと思います。
まとめ
今回はクリスタのレイヤー分けイラストの描き方についてお伝えしました。
最初のうちは手探りですので、まずは使い方を覚えていくところからですが、この方法で多少最初の難さが軽減されることを願っております!
これからもちょっとしたコツのおすすめなどをお伝えしていきますね😃
それでは、皆様のイラスト上達を心よりお祈りしております🌸