更新日: 2025年9月27日 投稿者: KIUI

こんにちは、イラストレーターのKIUIです。

今や絵描きにとってSNSにイラストを投稿するのは当たり前になりました。

しかし「X(旧Twitter)とInstagramってどう違うの?」「どっちをメインにすればいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

実際、両者は似ているようで大きな違いがあります。

この記事では、絵描きが感じるX(旧Twitter)とInstagramの特徴や違い、SNSをどう使い分ければよいかをまとめて解説します。

絵描きが感じるTwitterとInstagramの違い

X(旧Twitter)の特徴

【メリット】

  • テキストだけでも投稿でき、気軽に更新可能

  • 流行中のアニメやゲームなど「旬の話題」で伸びやすい

  • リツイートによる拡散性が高い

  • 情報が流れやすく、気楽に使える

【デメリット】

  • 一度投稿すると編集できない

  • 流れが早いため、投稿の寿命が短い

  • いいねやリツイート数に疲れることも

  • 比較されやすく、承認欲求に左右されやすい

👉 X(旧Twitter)は「今の情報を広く拡散するのに強いSNS」 です。

新しいファンの獲得や集客には最適ですが、気を抜くと数字に疲れやすい一面もあります。

Instagramの特徴

【メリット】

  • 投稿後もテキスト編集が可能

  • 画像中心なのでイラストをじっくり見てもらえる

  • プロフィールに作品が一覧表示され、ポートフォリオになる

  • いいね数を非表示にできるため、数字に縛られにくい

  • コメントやDMでフォロワーと距離が近い

【デメリット】

  • ハッシュタグ競争に巻き込まれやすい

  • 「いいね返し」を期待されやすく、義務感が生まれる

  • 外部アプリでのフォロワー管理が不安定

  • 非公式アプリの利用は乗っ取りリスクあり

👉 Instagramは「作品を丁寧に見てもらい、濃いファンと関係を築けるSNS」 です。

数字に一喜一憂しにくい反面、人間関係が濃い分、疲れる人もいます。

X(旧Twitter)とInstagramの比較表

項目X(旧Twitter)Instagram
投稿形式テキスト・画像・動画画像・動画中心
拡散力高い(リツイート)中程度(ハッシュタグ)
投稿寿命数時間〜数日数日〜数週間
フォロワー距離感ゆるい(知り合い感覚)濃い(友達感覚)
向いている目的集客・拡散・流行に乗るブランド構築・ポートフォリオ・濃いファン育成

 

絵描きがSNSを使い分ける方法

1. 新規ファンを増やしたいならX(旧Twitter)

  • 流行に乗った二次創作やトレンドイラストを投稿

  • 制作過程や日常のつぶやきも混ぜて親近感を出す

  • 投稿数を増やして露出を確保する

2. ファンとの関係を深めたいならInstagram

  • 完成イラストをまとめて投稿し、作品集のように見せる

  • ハッシュタグを活用して同ジャンルの人とつながる

  • ストーリーズやDMでフォロワーと交流する

3. 最適な戦略は「X(旧Twitter) → Instagram」の流れ

  • Twitterで新規に見つけてもらう

  • 気に入った人をInstagramに誘導して、長く関係を築く

👉 この流れを作ると、新規獲得とファン育成の両方を効率よく進められます。

イラストを投稿する際のコツ

X(旧Twitter)編

  • 「流行タグ」を活用(#絵描きさんと繋がりたい 等)

  • 朝・昼・夜で反応が変わるので時間帯を工夫

  • 作品だけでなく「ラフ」や「進捗」も投稿すると親近感が出る

Instagram編

  • 統一感のあるギャラリーにすると印象アップ

  • ハッシュタグは10〜15個程度が効果的

  • リール動画で制作過程を載せると伸びやすい

まとめ

X(旧Twitter)とInstagramはどちらも絵描きにとって魅力的なSNSですが、目的によって向き不向きがあります。

  • X(旧Twitter) → 拡散・集客に強い。新しいファンを増やす場所

  • Instagram → 世界観構築・ファン育成に強い。濃いファンとつながる場所

どちらが正解というよりも、「両方を組み合わせて使い分ける」のが賢い方法です。
X(旧Twitter)で見つけてもらい、Instagramで深くつながる。

この流れを意識すると、絵描き活動がもっと楽しくなりますよ。




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KIWI箱のKIUIです。 人物や背景の厚塗りイラストからゆるいキャラクターのアニメーションと幅広いジャンルのイラストを扱っております。