画力より人間力の時代!?イラストレーターに必要なコミュニケーション能力とは


こんにちは!イラストレーターのKIUIです!

よく自分より上手くないのに、何故か評価を受けている、又は、沢山依頼などを受けていて不思議と思うことってありませんか?

KIUIも画力こそ全てだ!と思っていた時期は、上手くないのに評価されてるといった方をよく目にしたり悩んだりしていました。

今の時代はSNSも盛んになってますので、余り上手いとは言えないのに評価を貰えている人を見かける事が多くなっているのではないでしょうか。

これはどういうことなのか?KIUIの悩みの経験を踏まえてお伝えしていきます。




画力より人間力の時代なのか?コミュニケーションの取り方とは

昔は画力があれば、神絵師としてチヤホヤされる!といった事も多々あったかと思います。

ただ、今の時代はSNSなどの普及もあってか、よりネットでも人との距離が近くなったように感じます。

「人の心を動かせるのは、お金か感動」といったこともよく耳にするようになった上、情報過多である現代では、じっくりイラストを見るということもされなくなっています。やはりイラストだけでは人の心を動かすのは難しい時代となっているかと思います。

イラストだけの評価が欲しいなら、単純にpixivにアップすれば良い!といったことも考えるかもしれません。(ただ、pixivでは二次創作や、BL、百合、センシティブなイラストが伸びやすいのかな?と思います)

今はTwitterやInstagramに向けて、あるいはイラストレーターであるならイラストの依頼を受ける際に個人や企業に向けてのある程度コミュニケーション力は必要となっていきます。

元から何か活躍している人、有名人であれば一人一人にコミュニケーションを取るのはキャパオーバーになるので、ファンに対して返信していないだけなのですが

一般人、無名の場合は他人に対して敬意を払わなければ人を動かすなんて超天才でもない限りできません。

そこで、SNSなどでコミュニケーションを図ってみるべきことを箇条書きでお伝えします。

  • 相手にいいねやリツイートをする
  • とにかく相手の利益となることを書くor投稿していく
  • リプを貰ったら必ず返す(挨拶だけでもちゃんと返す。もちろんクソリプとかはスルーで大丈夫です)
  • イキらない(有名じゃない人がイキってもただのイタイ人といった認識をされ近付かれなくなります)
  • 自分のことは最低限の事のみ話す(キレのいい退屈しない自分のおかしい経験や話は出して○)
  • 偉そうな感じにアーティスト感は出さない(いやお前誰だよってなります)
  • とにかくgiveする

結構上記のことが出来てない描きさん、実は多く見られるかと思います。

人の心を動かすには、まず相手の為になることをgiveすることです。

与えられる人になりたいなら、まず自分から相手に与えた方が後から返ってくるということですね。

これは人間心理学の返報性の原理としてよく使われます。何か与えられたら返さなければ…となるあの感覚です。

バレンタインでも渡されたら返さねばとなりますよね。バレンタインとホワイトデーは返報性の原理を上手く使っている商売かと思います。

コミュニケーションってどうすればいいんだよ!て悩んだら、まずは相手にgiveすることから始めてみるのも良いかもしれませんね!




イラストより人間心理を活用した方が近道?!

神絵師になったらチヤホヤされる!といった時代は終わりました。

では、イラストを頑張らなくていいのか?と考えるかもしれませんが、ある程度商品化できる画力であるなら問題ないと思います。

自分が、こうなりたいといった目標があるなら、その人の真似をしてみるのも手かと思います。

ただ、インフルエンサーの場合は、既に権威性の心理が周囲に働いているので、イラストは参考にしてもいいかもしれませんが、ツイートとかは余り参考にしない方が無難ではあります。

自分よりちょっと上の、こういう人になりたいといった人を目標にすると、徐々にコミュニケーションが取れていき、認知され評価されるといった結果に繋がります。

でも、何か難しそうじゃない?と思った方であるならこちらを読んでみるのも良いかもしれません⬇︎

人間心理の基本はこの本にほぼ書いてあったりします。

影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

車会社の大企業の社員からナンパ氏まで使っている、人の心を動かす心理がこの本一冊に詰まっていたりします。

返報性の原理から希少価値などの人間の心理が埋もれていますので、気になった方は一度読んでみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

今回はイラストよりも人間力の時代のコミュニケーションの取り方についてお伝えしました。

人の心を動かさなければ自分が評価されることはないという厳しい現実ではあるかと思いますが、人間心理をうまく使えば認知され、評価されるといったことに繋がります。

イラストのことも頑張りつつ、人間力も磨くといったことも必要になってきた時代ですが、イラストだけでもいっぱいいっぱいなのに人間心理を学ぶ時間なんてあるのか?といった方は「影響力の武器」を流し読みするだけでも効果はあると思います。人を動かす心理がこの中の一冊に書いてあったりするので、気になった方は読んでみるのも良いかと思います。

それでは、皆様のより良いイラストライフを心よりお祈りしております。