ギター少女・少年のイラストを描きたい!ギターなどの楽器や持つ位置や描き方について
こんにちは!イラストレーターのkiuiです!
ギターを持っているキャラクターやバンド活動をしているキャラクターを描いてみたいけど、バンド楽器って一体どうやって描けばいいのか、描いている段階でも、機材とか周辺は?といった疑問が浮かんできますよね。
実はkiuiはイラストレーター兼音楽の方も活動しています。(ギター歴10年ほど有ります。バンドも5〜6組ほど経験しています。)その経験も踏まえてお伝えできればと思います。
楽器の持つ位置や、楽器の角度などによって形が微妙に変わってしまうので中々難しいところではありますが、より詳しく描ければ良いにこしたことはありません!
今回は、そんな楽器の中でも比較的よく見るギターや、ギターの持ち方や楽器の描き方などについてコツなどをお伝えしていきます!
ギターの種類や構造について
まずギターを描くにあたって、どんなギターを描くかによっても大分変わってきますので、構造からお伝えしていきます。
1番はエレキギターやアコースティックギター(アコギ)の2種類がよくイラストで描かれていますが、この2種でもまず質感やボディーの厚みなども違ってきます。エレキの方が比較的ボディーが塗装でコーティングされており、厚みも薄かったりします。
外見の共通点としては弦の数は6本(中には7弦や8弦といったギターもありますが、基本は6本です)ネックがあるところです。
どういった部分が違うかはこちらの画像を参照!
エレキの方はストラトキャスターといった種類のギターになりますが、他にもレスポール、テレキャスターなどの種類もあり、形もまちまちです。
他外観面から見て細かい箇所をあげるとすればフレットの印や数!楽器警察がよく見ている部分と言われてますが、印(〇ポジションマーク)は「3、5、7、9、12、15、17、19、21」等で12、24フレット以外はおおよそ奇数にフレットがあると思っていればそこまで、気にしなくても大丈夫ではないか?と思います🤔
フレット数は、アコギであれば20
エレキであれば21、22、24(中には26ともっと長いものもあるようですが…)のいずれかになるので、この点をおさえていれば大丈夫です!
ギター持ち方の描き方
構造が違うと勿論持ち方も変わってきますので、違いについてお伝えしていきますね。
アコギの持ち方
アコギは座って弾くのが多くみられるので、ボディーに肘を置いて手を↓のように弾くのが特徴です。
立って弾く場合はこのようになります↓
アコギはストラップの位置が2種類あり、ネックに引っ掛けるタイプとボディーに付けるタイプがあります。
エレキギターの持ち方
エレキギターは基本ボディーが薄いのでアコギのように肘をボディーに当てるといった弾き方は余りメジャーではありませんので、ボディーに腕を落とすように描きます。
立って弾く場合はストラップの長さを長くするか短くするかで、そのキャラの印象もガラっと変わります。↓
これは弦楽器に共通点するものですが、右利きは基本自分から見てギターのボディは右、ネックは左となりますので、握る方は左手になります。弾く手は右です。
左利きでも右利きのものを使っている場合も多いですが、特に左利きを特徴としたキャラクターで、左利きを強調させたいのであれば、弾く手は逆になります。
ですのでキャラクターに合わせたギタースタイルにすることも出来るので、そのキャラの性格を表すには十分な要素が得られるのではと思います。
エレキギターの周辺機材について
エレキギターは電気を使っているので、様々な音を出力する機材があります。
順番に追っていきますね。
アンプ
まず、エレキのギュイン!といった音を出すのにはアンプが必要になります。ライブでよく見る後ろにある大きいスピーカーのようなもの、これです。
アンプはライブをするエレキギターにはかかせませんので、ライブのシーンなどに使います。
エフェクター
エレキギターの音色を変える時に足でスイッチを踏む感じで使う機材です。
バンドの練習シーンやライブの俯瞰などのシーンでエフェクターがあると、よりバンド活動感が出ていきますので、必ずしも必要でありませんが、描きこんでおくと雰囲気が出るのでおすすめです!
他、ギターの種類や、どんな音を出すのか?といったことや、キャラクターに合わせたギターイラストを描きたい!といった方であればこちらの本を参考にしてもいいかもしれません。
こちら、ギターの種類や歴史に合わせてキャラクター等が描かれてあります。
ギターを触っていなくてもギターに詳しくなってしまう一冊ではないかと思います。
ギター弾かれてる方なら「わかるー!」となる説明満載で、ギター好きな方でも十分楽しめます。
実際KIUIもギター初心者の時にフルアコとセミアコの違いが分からずでしたが、この本を読んで違いなどを把握できました。
扱ったことのないギターの特徴をキャラクター付きで紹介されているので、見てて楽しいですしイメージも湧きやすい一冊です。
ギターを擬人化した少女の本はこの本以外にありませんので、簡単に覚えたい、ネタとして使いたいといった方はにはおすすめではないかと思います。
ただ、PRSなどのギターは会社ならではの特徴となってしまうからか、書いてないといったデメリットもあります。
新しい企画の本だからなのか、マイナーなギターは省いている為か評価がすこし低めです。ギターを知り尽くしている人には物足りないのかもしれません。
ただ、ギターを知りたいといった方にとってはかなりの情報量ではないかと思います。
まとめ
今回は楽器の中でもよく見られるギターについての描き方や持ち方の位置の描き方についてお伝えしました。
アコギやエレキなとのギターの種類の違いで弾き方やストラップの位置、形なども違ってきます。
アコギは膝を軸に弾く感覚ですが、エレキは手首の細やかな動きも使うなど弾き方にもイラストに落とし込むと、よりギターを弾いてる雰囲気がぐっと出るのではないでしょうか。
他楽器の描き方や周辺機器など後ほどブログにてお伝えしていきます。
こちらはベースのことについて書いてあります⬇︎
アニメなどでバンドブームになってくると、キャラのバンド活動風景等描きたくなってくる機会も多くあるかと思いますので、この機に是非チャレンジしてみて下さい😌