インナーチャイルドって何?自分の過去を癒す方法とは
こんにちは!KIUIです!
巷でよく言われる「インナーチャイルド」
聞いた事があると言う方もみえるかと思います。
インナーチャイルドは「自分の内なる子供」ということですが、このインナーチャイルドが癒されると、心が癒され、本来の自分を取り戻せたりして、精神的に楽になり生きやすくなるといった事が起こるようです。
が、具体的にどういったことでどう癒されるのかといった疑問って多くあるかと思います。
実はインナーチャイルドって、この国では癒されていない方が実は沢山見えます。(かと言ってKIUIも完全に癒されているかと言えばそうでもないのですが^^;)
「何故だかイライラする」「こんな事も出来ないなんて!」「常識的に有り得ない」そういった考えがあるのならば、それはインナーチャイルドが癒されていない為に起こった出来事で、自分ではなく他の誰かの考えなのかもしれません。
今回タイトルを見て、「イラストの話じゃないの?」「KIUIが突然スピリチュアルに目覚めたぞ!?」と思われた方も見えるかと思いますが、実はKIUI、心理学を一時期学んでいた時がありました。
インナーチャイルドが癒されない為に生きづらいと感じる等々…意外にも同じ思いをしている方多いのではないか?と思ったので、今回ブログを書いてみる事にしました。
今回は何故だか「生きづらさを感じる」「イライラする原因」である「インナーチャイルド」を癒す方法をお伝えしていきます。
インナーチャイルドを癒すとは?
まずインナーチャイルドについて、「内なる子供」と言われても、ぱっとすぐ思い浮かべるのは難しいかと思います。ふわふわしたスピリチュアル的な言い回しなので、胡散臭いな〜と感じたりしてしまうでしょう。
インナーチャイルドは簡単に率直に言うと
「過去に理不尽に否定された事に対して、それが正しいと思い、律儀に守っている事があるが、無意識レベルでの本当の自分は違う考えを持っている」事です。
つまり音楽性の違いが自分の中で発生している状態です。
例えば、小さい頃は漫画家になりたかったけど、周りから、又は親から「そんなの無理」「安定した職に就きなさい」「漫画家でやっていけるのは一握りだけ」といった言葉を真に受けて、結局漫画やイラストと何の関係も無い会社へ就職したといった事もそれです。
インナーチャイルドは「漫画家になりたい!」「絵の仕事をしたい!」て言ってるけど、大人の自分が「そんなの無理」と歯止めをかけている状態です。
インナーチャイルドは、よく分からない誰かが考えた常識を正しいと思い込む事によって生まれてきます。
真の自分は嫌だと言っているのに従わざる負えない環境であればあるほど内なる子供は傷ついたままになります。
世の中には、理由がよく分からない常識があったりしますが、でもそれが初めての社会経験だとしたら「それが当たり前」と刷り込まれてしまうのです。
暗黙の了解とかあったりして、それを破るとグループに居づらくなったりしますよね。
でも、そのルールって誰が作ったのでしょうか?
これには様々な理由がありますが、そこには何かと権力者の利己的な考えがあるからではないでしょうか。
日本では時間を守るのは常識といった認識がありますが、他国に行ったら別に皆時間を守らなかったりして、こちらから見ると「非常識だ!」となりかねないことも平気だったりしますよね。
大体はそれぞれの権力者やメディア、住民の流れによって、そのコミュニティの常識が出来上がっていきます。
もちろん、治安が良くなる常識もありますが、よく分からない規則とかにはこういった背景がある場合が多くあります。
否定され我慢を強いられ傷付けられた事は、それが正しいと思えばそれが正義になり、昔自分がやっていた事だったとしても、相手を否定して制裁を下してしまう事まで起こります。
最悪の場合、その制裁を与えた相手もまた同じ歪んだ常識に囚われてしまいます。そして他の人にまた制裁を下す行動をとってしまいます。いわゆるゾンビ化のループをしてしまうのです。
日本にはこういった連鎖は良く見かけるかと思います。
ですのでこのゾンビ化を阻止するべく、自分が生きやすくなるようにするべく、傷つけられたインナーチャイルドを癒す必要があるんですね。
歪んだ常識に囚われていては本来はあるはずの自分の力が発揮出来なくなってしまったり、生きていて虚しくなり、生きていて楽しく無くなってしまうのです。
ですので、是非インナーチャイルドを癒す事をおすすめします。
インナーチャイルドを癒す方法とは
続いて、そんな傷付けられたインナーチャイルドを癒す方法についてお伝えしていきます。
インナーチャイルドを癒す方法は以下の通りです。
- 昔の自分がどうであったか思い出す
- 相手に否定されて塞ぎ込んでしまった部分を思い出す
- トラウマは何故起こったのか考える
- トラウマを経て自分自身で否定してしまった部分を思い出す
- 「今までごめんね、貴方は貴方のままでいいんだよ」と気持ちを抱きしめる
と、ここまで簡単に説明していますが、実際かなりのトラウマだと数年単位でかかる場合もあります。
自分が気づけていない部分が多すぎて、もはやそれが当たり前になってしまっているので掘り起こすにも精一杯な場合もあります。
自分はなぜこんなにイライラしているのか、否定をしてしまうのかと言った部分に着目してみると、意外と見えてきたりしますが、「本当に自分が嫌いな事」と「自分が我慢している事」を区別する必要があります。
インナーチャイルドが癒えないのは主に「自分が我慢している事」である場合が多いです。
「自分は我慢しているのに何であいつだけ!?ずるい!!」みたいな感情です。
なんで自分は我慢しなければならないのか、と言った事に着目してみると意外とインナーチャイルドが見つかってきます。
一回我慢をしていると、それが連鎖となり抜け出しにくくなっていく現象も起こりえます。
例えば、一人が好きなのに、親や周りから「結婚しないの?」と圧をかけられ、劣等感や嫌悪感などでたまらず婚活をして相手が見つかり結婚をしたとします。
結婚だけであるなら、嫌だと思ったのであれば離婚をすればいいと考えるかもしれませんが、子供ができるとそう言ったこともやり辛くなってしまい、容易に抜け出し辛くなり余計生きづらさを感じイライラや虚しさの連鎖が起こります。
学生であるなら、親の金銭的な理由で行きたい学校があったものの別の学校に行かざる負えなかったとか、就職しなければならないとか、この学校しか認めないなど、将来を決められるといったことも該当します。
ここでは結婚をするな、進学するなといったことを伝えたいのではありません、人や周りに「見栄」や「真っ当な人間」と思われるために「自分を殺す必要はない」と言いたいのです。
戻るのが難しいのであれば少しずつ自分が楽になる方法を考えましょう。
仕事に家事に育児、親の機嫌を伺う事など程よく手を抜いたっていいんです。相手に嫌われるんじゃないだろうかと言ったことで自分の気持ちを殺していくと、自分自身が死んでいきます。
今まで自分を犠牲にしていたのであれば、次は自分を守っていきましょう。
そういった許可を自分自身に出し、徐々にインナーチャイルドを癒していきましょう。
まとめ
今回はインナーチャイルドって何?といったことや、癒す方法についてお伝えしました。
インナーチャイルドを癒すのは容易ではありませんが、癒えると自分が戻ってきた感覚を得られ、自信もついていきます。
優しい人は自分を殺して生きる選択をしがちですが、それは本当の優しさではありません。
子供の頃の自分は周りの影響をまだそこまで受けていないので、自分のコアにあたる部分でもあり、自分自身のベースでもあります。
子供の頃の自分はどうだったかを思い出して、是非インナーチャイルドを癒し、自分の捨ててしまった気持ちを拾い集めて、抱きしめてみてくださいね。
それでは、皆様のより良い生活を心よりお祈りしております。