イラストレーターが仕事を獲れるクラウドソーシングサイト5選
こんにちは!イラストレーターのKIUIです!
様々なクラウドソーシングサイトがある中、イラストレーターはどんな需要があるのか?またどこを使えば依頼が受けられるのか等気になりますよね。
KIUIも3年ほどクラウドソーシングサイトを駆使してイラストの依頼をクライアントから受けていました。(2021年現在も進行中)
その経験も踏まえて。今回はイラストレーターが仕事を獲得できるクラウドソーシングサイトについて紹介していきます!
イラストレーターが仕事を獲れるクラウドソーシングサイト5選
クラウドワークス
国内シェア1位のクラウドソーシングサイトです。
ライターやプログラミング以外にも様々なジャンルのwebお仕事を扱っています。イラストの募集もかなりありますので、上手く使えばそれなりにイラストレーターとして活躍できるのではと思います。
KIUIも初めて仕事を受けたクラウドソーシングサイトはクラウドワークスでした。
とにかく質が安定しているユーザーが多いのも特徴ではないかと思います。
ランサーズ
続いて顧客満足度の高いランサーズです。
こちらは様々な仕事のやり方などがあります。自分のスキルを売る待ちの営業から会社に出向く仕事、在宅ワークの仕事、求人などを取り扱っている規模の大きいクラウドソーシングサイトです。
目標額や足跡など、グラフ表示などもあり自己の活躍を分析出来るのでモチベーションが上がりやすいのではないかと思います。
クライアントは率直でアッサリした方が多いイメージです。
ランサーズ
ココナラ
スキルを販売できるクラウドソーシングサイトです。
個々でイラストの販売を行えるので、個人との対話が得意な方は特に向いています。
待ちの営業だけではなく、提案も出来るので攻めの営業もやっていけます。利用しているユーザーも女性が多いので、企業向きの堅苦しい営業より柔軟な営業を好まれるイメージです。
SKIMA
こちらは完全待ちの営業になるかと思います。(攻めの営業で提案といった形でプロジェクト形式はありますが、クライアント側の依頼がハッキリしているので、{版権の〇〇をかっこよく描いて下さい!など}コンペ形式のような対応で勝負する事が戦略的には多いと思います)←クライアント側の多くがコンペとプロジェクトを混合してしまっているのかもしれない…?
ですので、攻めの営業の場合、それなりに戦略や画力が必要になってくるクラウドソーシングです。
イラスト販売だけではなく、描いたイラストをポートフォリオとしてアップが出来るので、主にそこから集客する形になるかと思います。
実力主義のイメージが強いのと、待ちの営業の場合アニメ系であれば、クライアントと描きたいものが合致する可能性が高いです!(ご依頼を受けた際に、そうそう!こういうの描きたかったんだよねー!となる可能性が高いです)
画力に自信がある方は是非試してみるのも手かと思います。
スキルクラウド
こちら、2018年に立ち上がりました比較的新しいクラウドソーシングサイトです。
ココナラは2014年に立ち上がり、今ではかなりのユーザーが登録していますが、スキルクラウドはまだまだこれからな部分があるかと思います。
ココナラで廃止となった無料お試し販売を設置出来るので、レビューや評価集めなどで営業ができるのではないかと思います。
後は競合が少ないので、登録するなら今のうちではあります。
ココナラでは比較的昔から活躍しているユーザーが主に大半依頼を受け持っているので、スキルクラウドを第2のココナラと考えれば今がチャンスであるかと思います。
今は案件は少ないですが、登録事態は無料ですので、株を買う感覚で未来のために先に登録しておくのも手です。
ただ、現在ではさほど知名度が高くないので案件習得には苦労しそうです。
コンペって何?やった方がいい?
クラウドワークスやランサーズにあるコンペですが…(※コンペ=コンペティションの略で、競争や協議会の意味。)
基本はプロジェクト狙いでいきましょう。
コンペは暇な時に参加してみると良いかもです。
プロジェクトとコンペの違いは、契約後にイラストを描くか、契約前にイラストを描くかの違いです。
契約前にイラストを描いて、採用されなかったらただ働きをしてしまうようなものなので……^^;
このコンペで数万稼げれば時間にも労力にも縛られない仕事が出来るのではー?!と思われるかもしれませんが…
当然その分競合も多いので、選ばれない可能性の方が断然大きいです。
しかも画力に関係無く、主催者…クライアント側の好みに左右されるので、当選すれば運がいいといった運ゲーになってしまいます。
KIUIは3年間クラウドソーシングサイトを利用していますが、初当選はクラウドワークスで1件のみでした。それでもコンペ週間ランキング3位です…
他上位のデザイナーの方を見ても、デイリーランキングでの「前回」の欄を見ると圏外ばかりですので、明らかに運ゲーということが分かるかと思います。
1位から見ても、見事にほとんどのデザイナーの方は前回ではランキング圏外でした。
ですので、まずコンペでは当選することを目標とせず、自分のイラスト作成の実績作りに利用して、暇な時に参加してみるのが1番かと思います。
あまり夢は見ず、宝くじを買う感覚で、当選したらラッキー程度に考えておくと良いかもしれません。
それでもコンペに勝ちたい!といった方は、後日KIUIがコンペに当選することがあればブログにてまた何故当落したのか等考察をしていきたいと思います。
イラストレーターのクラウドソーシングでの営業方法とは
イラストレーターがクラウドソーシングサイトを利用する際に重要なのは、やはり営業力ではないかと思います。
クラウドソーシングサイトによって、使用しているクライアントの性質が多少違いますが、基本は企業が相手なのか、個人が相手なのかですので、時と場合によって営業を使い分けてみるのも良いと思います。
個人か企業かを表す言葉は以下で説明していきます。
個人が相手=toC
企業が相手=toB
まず、ランサーズやクラウドワークスのようなtoB(対企業)を相手にすることが多い場合の営業方法です。
ランサーズやクラウドワークスでは、案件募集中のクライアントにまずはメッセージを送ることから始めます。
送る例文としては以下となります。
〇〇株式会社〇〇様 初めまして、イラストレーターの〇〇と申します。 〇〇の制作の件に関しまして、是非お力添えが出来ればと思い、ご連絡差し上げました。 ※ここから自分のイラストレーターの経歴や実績を書いていきます。 (イラストレーター歴〇年、いつからイラストを描いているか、アニメ塗りが得意等クライアントに有益な強みなど) ※次に参考になるポートフォリオの自サイトのURLや、なければ最近描いたイラストや。ポートフォリオを直接貼っていきましょう。 ※クライアントの募集欄に「納期など記入して」等募集欄に書いてあれば、忘れずに必ず記入します(納期目安など) (※応募した理由なども書いておくと尚〇) ご検討の程よろしくお願い致します。
上記のような文章を作成し、プロジェクト募集をしているクライアントに10件ほど送ってみましょう。
最初は中々発注されないかもしれませんが、根気よく営業してみましょう。慣れれば1〜5件ほどでクライアントより依頼されるようになります。(被ってしまった場合は素直に理由を述べて断ると意外と受け入れてもらえます)
ここで大事なのはクライアントにとって自分を採用するとどんなメリットがあるか
を中心に営業してみると良いと思います。
toBのメリットとしては論理的に話が進んでいくのである程度の社会知識を身に付けていればトントンと作業が進んでいきます。あと報酬金額がtoCより高い事が多いです。
デメリットとしては修正数を事前に設定出来ないといった部分、納品までの期間が長いといった部分です。
次にココナラやSKIMAに多いtoC(対個人)の場合。
こちらは受け身営業のことが多いと思います。ただ、ココナラでは提案依頼もある為、クラウドワークスやランサーズみたいに自分から営業をかけるといったことも出来るようになったようです。
toCの場合は、迅速な対応が必要となります。
これはtoBの場合だと、作業の承認などクライアントの上司を介していることが多いので、そこまで迅速な対応は求められません。(たまに社長直々依頼されている場合もありますが、社長も忙しい事が多い為)
逆にtoCであると、マンツーマンである場合が多いですので、迅速なレスポンスを求められることが多いです。
よく言えば収益はすぐ入りますし、おひねりといった追加料を支払われる可能性が出てきますが、その分自身がルーズであるなら多少気を遣う場面も出てくるかと思います。
どうしても早く返信できない、納品できないといったことであれば事前に商品欄に記載しておくとトラブル回避にも繋がるので書いておいた方が良いと思います。
ココナラなどの出品方法のコツは競合をリサーチして、今までに無いようなサービスを提供することor競合より利点があるサービスの提供が必要になっていきます。
ちなみにKIUIの出品状況はこちらです。
様々な塗りでSNSアイコン用イラストを作成します 人物から動物、アニメ塗りや厚塗りなど様々なSNSアイコン作成
(下に記載してある招待コードは登録するのであればご自由にどうぞ、300pt=300円相当です)
この状態で出品3日目にして依頼を受けました。(SNSの流動や広告も一切無しの無名状態で)
私自身、toCよりtoB歴の方が長いですので、現在放置しがちですがtoC営業はハマる方はハマると思いますので、自分はどちらが得意か等試してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
今回、イラストレーターが活躍出来るクラウドソーシングサイトについてお伝えしました。
ランサーズやクラウドワークスなどのtoBでは自分から営業+論理的に話が進むといったメリットがあります。
逆に報酬までの道のりが長い+修正数を事前に設定出来ないといったデメリットがあります。
ココナラやSKIMAなどのtoCでは報酬までの道のりが短い+修正数を事前に設定出来るといったメリットがあります。
逆に論理だけでは通用しない部分が出てくる+待ちの営業になるといったデメリットがあります。
どちらが自分に合うか等を検討すべく、色んなクラウドソーシングを試してみるのも手です。
それでは、皆様のイラストライフをより楽しめるものになりますよう心よりお祈りしております。