更新日: 2025年9月27日 投稿者: KIUI
こんにちは、イラストレーターのKIUIです。
「SNSを始めたいから、まずは自分だけのアイコンを作りたい!」
「イラストを依頼してみたいけど、どうやって頼めばいいのかわからない…」
そんな風に悩む方は少なくありません。
近年はココナラやSKIMAといったスキルマーケットをはじめ、クラウドソーシングやSNSを通じて気軽にイラストを依頼できるようになりました。
しかし、料金相場や注意点を知らずに依頼すると、思わぬトラブルや追加費用につながることもあります…。
この記事では、SNSアイコンなどのイラストを依頼する具体的な方法と、依頼前に押さえておきたい注意点、実際の依頼文例 をまとめて解説します!
SNSアイコンのイラストを依頼する方法
それではSNSアイコンを依頼する方法を見ていきましょう。
1. スキルマーケットを利用する(初心者におすすめ)
代表的なのは ココナラ や SKIMA です。
これらのサイトではイラストレーターごとに価格やサンプル作品、口コミが公開されているため、初心者でも安心して依頼できます。
依頼の流れは以下の通りです。
気に入った絵柄や予算に合うクリエイターを探す
「見積もり・カスタマイズ相談」で希望を伝える
見積もり内容に問題なければ注文へ進む
トークルームで詳細をやりとりし、ラフ → 修正 → 清書の流れで進行
完成品を納品してもらい取引終了
特に初心者は「見積もり相談」を活用することで、不安を解消しながら依頼できます。
2. クラウドソーシングサイトを使う
クラウドワークス や ランサーズ
では、コンペ形式やプロジェクト形式で依頼できます。
本格的な依頼や継続案件を考えている人に向いていますが、依頼者が主体的に進行管理する必要があるため、多少慣れてから利用すると良いでしょう。
3. SNSや直接依頼
X(旧Twitter)やInstagramで見つけた絵描きさんに直接依頼する方法もあります。
ただし、個人間取引では金銭トラブルが起きやすいのが難点です。
その場合は 「アズカリ」 という仲介アプリを利用すると安心です。
代金を一旦アプリが預かり、納品が完了してから支払われる仕組みなので、支払い逃げや未納品トラブルを防げます。
イラスト依頼サービスの比較表
サービス名 | 特徴 | 相場 | 向いている人 |
---|---|---|---|
ココナラ![]() | 初心者でも安心。口コミ・実績が見やすい | アイコン3,000〜10,000円 | 初めて依頼する人 |
SKIMA | アニメ・ゲーム系が得意な絵師が多い | アイコン4,000〜15,000円 | 萌え系イラストを依頼したい人 |
クラウドワークス![]() | 継続依頼や商用案件向け | 10,000円〜数十万円 | 企業・配信者など |
ランサーズ | 実績あるプロが多い | 10,000円〜数十万円 | ビジネス用途 |
アズカリ | SNS経由でも安全に取引可能 | 個人設定(数千円〜) | SNSで見つけた絵師に頼みたい人 |
イラストの料金相場(目安)
用途 | 相場(目安) | 備考 |
---|---|---|
SNSアイコン(顔アップ) | 3,000〜8,000円 | 個人依頼で最も多い |
バストアップイラスト | 5,000〜15,000円 | 配信者やVTuber向け |
全身イラスト | 10,000〜30,000円 | ゲームや立ち絵に活用 |
表紙・扉絵 | 20,000〜50,000円以上 | 商用利用前提 |
商用利用料 | +5,000円〜 | YouTube収益化・グッズ制作など |
実際に使える依頼文例
依頼の際に「どう伝えればいいの?」と悩む方のために、文例を用意しました。
これをベースにすれば、相手に伝わりやすく、イメージ違いを防げます。
例1:SNSアイコン依頼(シンプル版)
【依頼内容】 SNSアイコン用に、オリジナルキャラクターのイラストをお願いしたいです。 【希望イメージ】 ・性別:女性 ・髪色:明るめの茶色 ・服装:カジュアル(パーカー) ・雰囲気:元気で明るい感じ 【使用用途】 X(Twitter) (アイコンのみ使用予定) 【納期】 2〜3週間以内を希望
例2:YouTube用アイコン(詳細版)
【依頼背景】 YouTube配信用にオリジナルのアイコンを作成したく依頼しました。 よろしくお願いします。 【キャラクター設定】 ・性別:男性 ・髪型:黒髪のショート ・目の色:青 ・雰囲気:爽やかで元気 【追加希望】 サンプル画像のように、笑顔の表情でお願いします。 【使用用途】 SNSアイコン、YouTubeサムネイルなどに利用予定 【予算】 〜8,000円程度を想定しています。
イラストを依頼する前に注意しておきたいこと
イラストレーターによってまちまちであるため、気を付けておきたい要点をまとめました。
1. 修正回数と納期を確認する
イラストレーターによって「修正は2回まで無料」「ラフのみ修正可能」など規定が異なります。
また、急ぎの納品を希望すると追加料金が発生することもあるため、必ず事前に確認しておきましょう。
2. 著作権・商用利用の有無
SNSアイコンとしての使用はOKでも、YouTubeの収益化やグッズ化には別途「商用利用料」が必要なケースがあります。
利用目的を正直に伝え、使用範囲を明確にしておくとトラブルを防げます。
3. 丸投げは避ける
「おまかせで!」と伝えるだけでは、理想と違う仕上がりになる可能性が高いです。
最低限、性別・髪型・雰囲気などは具体的に伝えましょう。参考画像があるとさらに安心です。
依頼で失敗しないためのコツ
初めてなら口コミのあるイラストレーターを選ぶ
「初心者で不慣れです」と一言添えるとスムーズにリードしてもらえる
不明点は早めに質問し、トラブルを未然に防ぐ
まとめ
SNSアイコンのイラスト依頼は、思った以上に簡単に始められます。
まずはココナラやSKIMAといったスキルマーケットから試してみるのがおすすめです。
依頼前に料金相場や修正回数、著作権の扱いを確認しておけば、安心して理想のアイコンを手に入れられます。
アイコンは発信活動の第一歩。
この機会に自分だけのオリジナルイラストを依頼してみてくださいね。